生活協同組合連合会首都圏コープ事業連合(以下甲という)、株式会社ジーピーエス(以下乙という)、トゥンカーワット農園経営農民会(以下丙という)、の農畜産物の産直提携事業に関する協定を以下の通り締結する。

第1条(目的)
本協定は、生活者(消費者・生産者を包含する)の健康で安心なくらしに貢献するため、農業の持つ多様な価値を見直し、環境保全・資源循環を基本におき、農と食をつないで、豊かな地域社会をつくることを目的とします。

第2条(提携産地の条件)
本協定における丙は、以下の基準を満たすことを条件とする。

  1. 生産者・産地が明らかであること
  2. 生産方法や出荷基準が明らかで生産の履歴がわかること
  3. 環境保全型・資源循環型農業をめざしていること
  4. 生産者と組合員相互の交流ができること

第3条(相互協力と役割)

  1. 乙及び丙は、相互協力により、以下の役割を担うものとする。
  2. 計画に基づく安定的な農畜産物の取引に努める。
  3. 提携産地の生産、栽培の努力を適切に評価し、相互に納得できる価格での取引を実現する。

  甲及び乙は、以下の役割を担うものとする。

  1. 消費者の安全な農畜産物を求める立場から、食の安全性に関わる情報や消費者の要望を提供する。
  2. 提携産地の、農畜産物の生産及び技術の研究に支援、協力をおこなう。
  3. 農産物の加工や流通について、環境への影響の低減と合理的な組立に協力する。

第4条(取引条件)
取引条件に関しては、関係者間で別途締結する商品取引契約書・覚書等に基づくものとする。

第5条(有効期限)
この協定書の有効期限は2005年4月1日から2006年3月31日までとする。ただし、期間満了の1ヶ月前までに当事者のいずれかにより、書面による異議申し出がない場合は、更に1年延長するものとし、以後もこれに準ずるものとする。

 

 

2005年4月1日

 

 

 
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